完璧な文を作れるようになったら喋ります?
「それじゃあ、
おじいちゃん、おばあちゃんになっちゃうよ!」
そんなことを
20代学生200人くらいにシャウトしてきました(笑)
大げさじゃなくて!
日本人は本当に間違えを気にする
というか、他人の英語の間違えにも厳しい!
もっと優しく寛大に!
そんなことを思った2022年の夏・・・も終わり
気づけば9月です。
(またブログが空いてしまって反省)
完璧な英文を作ろうとする学生たち
「間違えてもいいですか?」
「合っているかわからないですけどいいですか?」
彼らは無意識に
間違えを犯すことを恐れつつ英語をしゃべってくれるのです。
(これはやはり日本の減点法の教育が影響しているのか?)
私はちょっと変わっているから
本当は(間違えてもいいですか?に対して)
「ダメって言ったらどうするの?」と聞きたいのが半分あります。
ただ、そんなことをしたら今の時代、先生としてNGですから
「とにかく言ってみるのが大事だから、どうぞ」と言います。
↑
あ、もちろんこれも本心です。
でも
いじわるじゃなくて、本当は仮に私がダメって言っても
平気で英語を発してくるような強さ、エネルギーが欲しいのです。
そのくらいの気合がないと
なかなか非ネイティブとして実世界では厳しい面もありますから。
NYで働いていた時の私は
間違えてもなんでも、言うだけ言わないと
- 仕事が進まない=新規の営業電話や広告デザインの打ち合わせ
- お金を払っていただけない=前任者のお金払いが悪い顧客対応にて
- 出版が遅れそう=データ不備の緊急電話をデザイナーの代わりに対応
という・・・状況が多々ありましたのでとにかく英語を絞り出しました。
案外通じるものです!
そんな経験を授業で話しながら前期の授業を終えました。
「完璧な文を作れるようになったら・・・」というのは
自分のためにも他の日本人のためにも捨てましょう!
間違えた文でも
完璧でない文でもとにかく喋ろう!
それしか英語は上達しないよ!
後期もそれを発信し続けます。
これまでも
何度もブログが空いてしまったことをお詫びしながらやってきました。
もしよろしければ今後とも不定期のこのブログにおつきあいください!