「しゃべれないTOEIC高得点保持者になりたくないです」
そういうとその彼女はニコリとして続けました。
「だから、TOEICとかの試験のためだけの英語はやりません」
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おー!なかなかの心意気です。スパッとはっきりしていて
私は好きです!こういう人。
キレのある30歳になるかならないかくらいの女性でした。
臆せずどんどん話そうとするし、色々質問もしてくるし
しっかりメモも取って、仕事のできそうないわゆる「働く女子」。
ところがよく話を聞くと、ただ今就職活動中とのこと。
(=I'm between jobs. 就職活動中 )
それで英語を使って働ける環境を探しているらしいのです。
とっても自由で柔軟で勇気があるので
日本国内限定で就職活動をしているわけではなく海外も視野に入れているようで
という情報もしっかりゲット!しているのでした。
それでご自身のTOEICは?とたずねてみたところ
冒頭のあのセリフとなったわけです。
すっごくわかるし、それくらいの強さがなくちゃ
やはり海外での仕事ってきついときも・・・正直あるよね~と、思いながらも
「ここはやっぱりTOEICで800点以上を取って履歴書に書かないと始まらいのでは?」と
アドバイスしました。
そしてその後は
これまでのお仕事のことをメインにトークをして・・・
結構ご本人も
「仕事の説明って英語では慣れていないし、やはり単語力がたりないです!」と
TOEIC関連の英単語が必要なことを痛感したみたいです。
彼女のキャリアについて英語で話すとしたら
こう言えるね・・・とか
そこは単語ひとつで表そうとせずに、
S+V展開で説明をくわえないと英語では伝わりにくかも・・・とか
トークを続けました。
性格的にご自分でどんどん英語の知識(=文法・単語)を深められる方なので
- 英文ライティングとそれをもとにスピーキング練習を開始すること
=いわゆるアウトプットの場を設けるということ
- TOEICテスト対策の進捗報告を組み込むこと
この2点をご提案しました。
そして
私がいう「英語メンタル」は充分あるよ!とお伝えして
今後はそれをベースに
必要な英語のインプット量を増やしつつ
アウトプットで実践力をつけながら次のTOEICを狙おう!という目的を設定しました。
このコロナショックのタイミングで
これまた自分の力を信じて力強く生きている人に出会えて
とても良い刺激をもらいました。
これから3カ月間、私の転職経験やNYでの実務経験を踏まえて
彼女をしっかりとサポートしていきたいと思いました。
身の引き締まる瞬間でした。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
@lala.english.ebisu